Elisabeth Stray Pedersen 

Hurry slowly

オスロから南西に電車で30分行った所にあるDrammen。入江の近くに山がある光景はフィヨルドを思わせる。この地形を活かし、古くから造船業などが栄えていたこともあり、この辺一帯は、工場などが立ち並ぶ静かなエリア。

ノルウェーのファッションデザイナーのElisabethとは、はじめはオスロで会って話をしようとしていたけれど、思い切ってこの場所まで来て良かった。今、ノルウェーファッションを劇的に面白くしている彼女に話を聞いてみた。

- 自己紹介をお願いします。あなたはどんなことをしていますか?

Elisabeth Stray Pedersenです。ファッションデザイナーでノルウェーの南西部のDrammenで小さなステッチ工場のオーナーをしています。


- なぜファッションデザインを始めたのですか?

カタチを創り出して課題を解決することが好きなの。だから始めたのよ。


- Lillunnについて教えてください。

Lillunnは1953年にUnn Søiland Daleによって設立されました。彼女はDiorやGivenchyのためのニットなどすべてを作り、その後は有名なブランケットのコートを作りました。これは今でも工場で作っているわ。


- どうしてLillunnをリニューアルしたんですか?

illunnを引き継いだ時に、多くの人たちのためのブランケットコートを創ったりしているのをみて、多くの可能性があることに気がついたの。それから素材の可能性を探求することもね。これらのスピードをアップさせるために自分の名前を捩ったESPというブランドでもデザインを始めたの。

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- ファッションをデザインするのと、ブランドをプロデュースするのはどちらが好き?

断然、ファッションをデザインしている方がいいわ。創造的なプロセスは大きな目的を果たしたり、いい結果をもたらす限りは楽しいと思うの。だから、ビジネスプラン全体を組み合わせたりブランドを開発する場合、それは興味深いし、善意で何かをしようとすることはファッションをデザインすることと同じくらい大事。
それを楽しめていないなら、創造的なプロセスを楽しめていないということね。


- Lillunnをリニューアルする時に、何を変えたのですか?

Lillunnでは、コンテンツや商品を変えることではなくて、コンテキストを変えようとしているの。ゆっくり、でもいそいで。数十年親しまれたクラシックな感じのスタイルをキープしたいし。そうね、安定的なことはブランドのユニークな一部であると思っているわ。作っている場所も同じ工場で生産を続けているし、同じ技術、ファブリック、そして仕上げで作っているし。そこで月日を重ねて培われた経験もあるのでね。だから、デザインを変えたりそれらをどのように伝えていくかということだけ変えているわね。


- 「クラフト」ってどんなことだと思う?

職人さんが思いやりを持って手作りでデザインしたものだと思うわ。

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- どんなことからインスピレーションを受けてますか?

工場のアーカイブからインスピレーションを見つけるわ。受け継がれたファッションだけでなく日常生活の中で、人々がどんな服で個性を出して、リアクションしていくか、そんなことを見つけてコメントするのが好きなの。

 

- 暮らしを良くするアイデアを教えて。

暮らしをより良くするアイデアは、仕事とレジャー、活動と休息のバランスを取りながら、どのようにリソースを使って継続的に時間のマネジメントをするかでしょうね。また情熱を持って何かをすることで、周りの社会に向けていい方法で貢献しようとしているわ。

 

- いいコミュニケーションするためには何が必要?

いい会話にするために、質問をしますね。でも、多くの冗談や笑いも大好きですよ。常に深いことを話す必要はありません。ファッションの仕事をするときは必要ですけど。だって常に新しいアイデアで頭はいっぱいですからね。

 

- これからのプランを教えてください。

ノルウェーの生産をよりモダンにするために、2つのブランドを開発し続けることでしょうかね。そして、もっとローカルのテキスタイルプロデューサーやサプライヤーとコラボレーションすることね。

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Elisabeth Stray Pedersenのインタビューが掲載されているa quiet day Season4はこちらから